2024年3月26日火曜日

VELCROSのデビュー・アルバムが最高です。


ドイツのトリオ・バンド、VELCROSの今月出たデビュー作がめっちゃ良かった。
レーベルがYouTubeにFull Album動画をあげていたので、そのまま貼り付けるとしよう。
HPの方にはWipers、Guided By Voices、The Beatlesの融合と紹介してあったが、
確かに言い得て妙。
ジャケ写はがなりたてるハードコア・パンクっぽいイメージだが、
メロディーを大切にした、疾走感のあるパワーポップにも近い。
ただ、これみよがしなサビなどは少なく、クールでストイックな印象が残る。
全曲いいので、インディーロック好きは全員必聴です!
(...昔のレコ屋時代のキャプション文体になってしまった)

Bandcamp:VELCROS→こちら
制作中にメンバーがインスパイアされた楽曲プレイリスト→Spotify

2024年3月25日月曜日

John Bromley、決定版リイシューらしく。


詳しくは→Disk Union

英国60's後半のムードをたっぷり吸ったジョン・ブロムリーの唯一作、29曲収録の決定版が5月に出るそうで、備忘録。
ハニーバス〜ピート・デロ、ビリー・ニコルズ、ニルヴァーナ、初期ビージーズあたりと並べて聴ける隠れた逸品であろう。もっと焦点が絞れていれば言うことなしではあるが、あの当時の混沌とした空気感をリアルに感じられると解釈すればいいのかな。
60年代末期の混沌を抜け出して70年代に独自に華咲いていったスターが多かったことを思うと、この人にもそういう可能性は大いにあったんだと思う。

2024年3月23日土曜日

『今バリアしてたもん』リリースから2年。


「さよならをすれば終われるかい
 さよならと心に言えばいいのかな
 僕は足元にも及ばない
 さよならにいつかふれるのか」

ふむ。本日で『今バリアしてたもん』2周年です。
次の作品は準備すらしてないので、まだまだこれが最新作ですよ。
皆様忘れないで。気が向いたらまた聴いてね。
サブスク→こちら

2024年3月15日金曜日

Make Sure、友達でいられなくてゴメン。


米アラバマ州出身のジョシュア・オーブリー・ジャクソンのプロジェクト。
素性は全然知らないけれど、このエモい1曲だけで信じられる歌い手さんだということは伝わる。
今までに2枚アルバムを発表していて、次作『June』が4月に出る予定とのこと。
BandcampにはSummerooms、Fiery Crashと、他の名義での作品がリンクされているので、時間がある時聴いてみることにするよ。

Bandcamp:Make Sure→こちら

2024年3月13日水曜日

追悼:Karl Wallinger


ウォーターボーイズ〜ワールド・パーティーのカール・ウォリンジャーが亡くなったと知って、
じわじわ悲しみが募っている(→MUSIC LIFE CLUB)。
昨日から追悼で色々と聴いていたが、上記「Take It Up」が特に泣けた。
2番目の歌詞がいいんだ。

「君がいなくて寂しいよ
 僕はがんばってるよ、今日も
 でも、誰かがいつも僕を迷わせようとするんだ
 信じているよ 愛する君よ
 君を信じているんだ
 君がこの歌を聴いてくれたらと願う
 僕らが何をする為に送りこまれたか覚えているだろ
 それを引っ張り上げるんだよ 
 それを引っ張り上げるんだよ
 それを引っ張り上げるんだよ」

過去の記事→こちら

2024年3月11日月曜日

Bad Bad Hats、南国に憧れる。


米ミネアポリスの男女ポップ・ユニットの新曲。
凝ったギター・イントロとシンプルなビートが絡む按配が耳に心地いい。
来月セルフ・タイトルとなる新作アルバム(通算4枚目)を出すとのこと。
MVは北部からフロリダへ思いを馳せる内容になってます。

Bandcamp:Bad Bad Hats→こちら

2024年3月10日日曜日

Camera Obscura、ほっこり力強く。


スコットランドのグラスゴー出身のカメラ・オブスキューラ、しばらく音沙汰がなかったが、
この5月に新作アルバムが出ることに。なんと11年振りです。
上記先行公開曲はベルセバのS・マードックのプロデュースで世に出た頃を思い起こさせる、
素朴な手触りがとてもいい感じ。
60'sっぽい夢見がちなメロディーが青春度高し。
こういうバンドをしっかりサポートするMERGEに感謝です。