2016年3月31日木曜日

ザ・解体ショー(vocal mix)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

『アンサンブルー』発売から1年がたちました。
その記念で「ザ・解体ショー」の解体MIXを公開。
アコギを抜いた適当な自宅ミックスですが、
新鮮に感じてもらえたら嬉しいです。

今後もご贔屓に。

2016年3月23日水曜日

彼女の都合は(demo 1998)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

1998年に残していた未発表曲。
春っぽい曲で、自分は気に入っている。
ふとした時に口づさんでしまうメロディーだ。
正式に録音してもよかったけど、その機会は巡ってこなかった。
noteを訪れる方にひそかに愛でてもらえれば幸いです。

2016年3月21日月曜日

マフィアに穴を掘らされて。



アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーの別プロジェクト、
2008年以来の2ndを出すそうです。
1stは曲の出来不出来がはっきりしていたが、今回はどうだろうか。
個人的には近年のアークティック・モンキーズより潤いがあって、
こういう方向性の方が好きなんですが。
このPVのプロローグとなるPVもあります(→こちら)。

2016年3月16日水曜日

ひっこみじあん(demo 1994)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

2nd『眠りこんだ冬』(2000)に収録された曲のデモ。
正規版よりキーが高い。元々はこのキーで曲を作った。
いつものように4トラックのカセットMTR自宅録音。
4つ以上の音が聞こえるけど、これはピンポン(→wiki)していたから。
歌やコーラスは適当感満載なのだが、それも含めて、
この時にしか存在し得ない空気感、息吹が封じ込められているかな、と。
このムードを立派なレコーディング・スタジオに持ち込むのは至難の技だった。
それだけにこのデモの存在価値はあると思う。

2016年3月14日月曜日

パワー・ポップを死語にさせない



ごりごりのハードコアVoを取り除けば、切ないエモ要素が多いファックド・アップ。
カナダのトロント出身の人気バンドだ。
そのギタリストのソロ・プロジェクト。去年リリースされた新作より。
予想どおりメロディアス。本家への反動か、Voは甘い、甘い。
見事なまでに90年代の米国パワー・ポップの遺伝子が受け継がれている。
PVは典型的な郊外モールのガキを描いたもの。
坊ちゃん、ちゃんと謝ろうね。
気に入った方はこの曲も。

2016年3月10日木曜日

やっぱり見た目は大事ということか。



話題の新人インディー・バンド。結成はニューヨークで、Vo&Bのジュリア・カミング嬢が既にファッション業界から注目され、広告塔に起用されているとか。
たしかに絵になるアイコニックな立ち姿です。
PVではジュデイ・オングみたいなことやってますが、
ちゃんとそれが成立して正しい演出になっている。
曲はなつかしさ満点のドリーミーなギタポ。
琴線をくすぐられます。
国内盤はボーナス・ダウンロード5曲つき。
今年のサマソニにも来るそうです。

2016年3月7日月曜日

note開設、今日で2ヶ月です。


ありがたいことに再生回数は順調に増えてます。
聴いている人の数は多くないと思うのだが、
リピート率が高いのかな。
ネタはまだまだあるので、続けたいと思います。

新しい作品作りの方も軌道に乗ってきました。
今までと制作のアプローチが全然違うので、
どんな感じに仕上がるのか、自分でも楽しみ。
気長にお待ちを。

2016年3月3日木曜日

ダイスをころがすように(1992 demo)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

ダイスをころがすように
楽な気持ちじゃないと
蹴落とすことなんて出来ない
雨がやむのを待とうか

こんな感じの歌い出し。アコギのバッキングはきっちり入っているし、
基本形は今とあまり変わってない。
当時はネオアコの精神に影響されていたが、
ジャンルとしてのモノマネに走るのだけは必死に回避していた。
(回避できてない曲もあったが。)
だから、オシャレじゃない。上澄みを掬うのではなく、
「苦みばしった表現」という核部分に共振させていた感じ。
で、それは現在まで通底している、と。

この頃のデモをレコード会社に送ったら返事があったので、
翌年、僕は東京へ出て行ったのでありました。

引っぱられたフード(1992 demo)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

noteにアップしてきたデモの中でも一番古い曲、登場です。
大学時代に友人の岩井くんと作ったもの。岩井くんは時々僕のアルバムのクレジットに登場してくる鍵盤奏者で、この頃はがっつり組んでやっていた。
この時代に書いて正式発表した曲は「気にしないで」「お先に失礼」「トンネル」「飛び出しナイフ」「君が朽ち果てようとも」「飛べないカモメ」「 S(スピード)」。
やはり青い曲が多い。
この曲は若気な至りで変なワードが色々飛び出すが、今でも気に入っている。
ポップでありつつ、曲展開は定石に収まっていない。
翌年、東京に出てきてから、堀込お兄ちゃんに手伝ってもらって、
市ヶ谷でデモを録ったこともある(そのヴァージョンもどこかに眠っているはず)。
つまり、その時期までは僕の代表曲に成ってほしいという期待を込めていたのだ。
今のキャリアとなっては、もう出せないので、蔵出しします。

2016年3月2日水曜日

アップルシードα(2)発売されました。


CG映画「アップルシードα」のコミカライズ、
とは言っても自由に設定が加えられている、黒田ワールド全開の作品。
完結の第2巻が発売されました。
基本的には魅力たっぷりのストーリー。
荒技と繊細っぷりが人間くさく同居しているのが、実にいい。
ネタバレはしないが、サイボーグが登場する近未来設定なれど、
紛争のリアリティが描かれていて、う〜むと唸らされる内容。
喜怒哀楽がコマとコマのあいだに接し合っている。
ただこの連載企画そのものの宿命だろうが、
本当はこの倍くらいの長さで読みたかったところだ。
後半は駆け足展開になってしまうが、もう終わってしまうのかと嘆息ついてしまった。

ま、そこは真の黒田オリジナル作品を待てばいいか、と自分を納得させるしかない。
今回のはカヴァー作品だ。次作、何年でも待ってます!

1巻の最初試し読み→こちら

2016年3月1日火曜日

ツイン・ピークスの新曲。



フィドラーの不良性とはまた違うチャラチャラした不良っぽさを撒き散らすツイン・ピークス。
シカゴ発のガレージ・ポップ・バンドです。
ジザメリ的なUKサウンドを雰囲気で出している時も悪かないのだが、
個人的には自然に滲み出るアメリカンな曲の方が好みだ。
上に貼った新曲もその類で、力の抜け具合が絶妙。成長してきた。
メンバーは20代そこそこなので、まだまだ伸び代ありそう。
最新作3rdは5月リリースとのこと。