2016年2月25日木曜日

ディスカッション・ガール(demo 1999)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

1999年録音の未発表曲デモ。
曲も歌詞もオリジナリティーがあって、よく出来ているのだが、
”討論女子”のうざったさがリアル過ぎて、封印していた。
ま、今後正規に録音することもないだろうから、今回蔵出し。
ひねくれ体質なのは分かるが、自分で辟易するとは計算外だった。

というわけで典型的なボツ曲だけど、インパクトだけはあります。
気に入ってくれる人、いるのかな?

2016年2月20日土曜日

アメリカン・ロックも久しく元気がない。



3人のリードシンガーがいて、それぞれがソングライティングをするというワイルド・フェザーズ。
この曲は少しUKっぽいが、基本は真っ当なアメリカン・ロックだ。
今の若者がこういうロックを求めているのか、それはよく分からんが、
バンドが一丸となって今を駆け抜けているという姿は眩しくて、いい感じ。
ベテランには出せない空気感である。
ワーナーが本気になれば事態は好転するのかもしれない。
2ndが3月に出るそうです。

2016年2月15日月曜日

そうかと思えばそうでもない(demo 1996)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

僕の場合、狙って曲作りをしてもロクなことがない。
職業作曲家っぽく、どキャッチーな曲を作ったところで、
見え透いた魂胆が曲の根幹にあるのを自分自身が知っているかぎり、
結局のところ、情熱を注げないのである。
ふとした瞬間に訪れて、説明のつかない人懐っこさで、
その後半永久的に自分の中に滞在してしまっているような曲が良い。
例えば「魂を救うだろう」ははじめ悪辣な気分でふざけて書いていたのだが、
どこかでスイッチが入り、思ってもみない曲になった。
そういう過程が好きだ。
今回の「そうかと思えばそうでもない」はどこから現れたのだろう。
たぶん何も狙われていないし、何も望まれてもない。
ただ生まれただけの曲だ。
ギラギラしたものを恥じる自分がよく出ている。

2016年2月8日月曜日

note初めて、1ヶ月です。


聴いてくれている人もいるし、まだネタもあるので、
じわじわと続けられそうです。
自分自身掘り出すのが楽しいし、創作の息抜きにちょうどいいんです。
なんじゃこりゃ、みたいな曲が今後あるかもしれないけど。
それはご愛嬌ということで。
フォローしてくれた方々、ありがとうございます!

2016年2月7日日曜日

ワナビーズ(『アイヴィー』未収録曲)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

『アイヴィー』アウトテイク第2弾。1997年頃の録音。
その昔、マドンナに憧れて格好を真似するファンを「ワナビーズ」と呼んだのだが、
自分だったら何のワナビーズになるか、と着想して書いた曲。
皮肉っぽくて変テコな内容だが、歌詞の端々は耳をひきます。
アルバムから外れた理由は、他の曲と並べたとき座りが悪かったから。
結構キャッチーなのに、それだけで18年間眠らされるとは不憫だな。
ま、聴いてやって下さい。

2016年2月4日木曜日

冬の声(『アイヴィー』未収録曲)

note:徳永憲
https://note.mu/tokunaga_ken

『アイヴィー』(1998)に入れるつもりで録音したが、
最終的にトラックリストから漏れてしまった曲。
詳しくは以前に書いた「アイヴィー 回顧録」→こちら
アルバム冒頭に据えて、ラストのタイトル曲と「対」にするつもりだった。
なので、敢えてコード進行を似せた部分や「からみつく」に繋がったワードが出てくる。
(この曲が入った状態で一度リマスターまでしていた。今回はそこからのmp3落とし)

ドラムは坂田君。録音/ミックスは土井さん。
その他の演奏は全部僕かな。珍しくカズーを吹いてます。
当時は出来るだけシンプルに控えめに仕上げたかったんだけど、
今から聴くと、逆にもっと大きな曲にした方が良かったのかも、と思う。
歌の肉薄感が他の収録曲と異質なのが明らか。
でも、それだけに迫るものがあります。
気に入ってくれる方がいるなら幸いです。

3日後にもう1曲『アイヴィー』録音期より、未発表曲を蔵出しするよ!

2016年2月3日水曜日

サイケ好きは必聴でしょう。



去年新作を出したメグ・ベアード(元エスパーズ)が、
どサイケなグループに参加して歌声(&ドラム)を披露している。
明らかにジャッキー・マクシーを意識した唱法で、興味をそそります。
レーベルはサブ・ポップで、春に1stが予定されている。
グルグル・ミーツ・ペンタングルみたいな音ですな。