2015年8月31日月曜日

Facesの廉価BOX出ました。


5枚組『You Can Make Me Dance, Sing Or Anything 1970-1975 Studio Album』。
オリジナル全4作+ボートラ、にアルバム未収録シングル曲を集めたディスクつき。
紙ジャケだけど、特殊仕様はなし(LPは特殊仕様、でもボートラ無しらしい)。
クレジットを載せた3つ折りの紙がついてました。
音はRHINO印、ビル・イングロット絡みなので安定感あります。
2004年のボックスより若干音圧抑え気味で、分離良く聞こえる気がする。
しかし、フェイセス、高校の頃から聴いてるが、全然飽きないな。
今回もがっつりハマって聴いている。
初出ではないけど、『ロング・プレイヤー』収録のボートラ「Love in Vain」(「Maybe I’m Amazed」「I Feel So Good」同日ライブ)がめっちゃくちゃカッコいい。
ストーンズに習ったカヴァーだが、フェイセスらしさが爆発しているぞ。

2015年8月27日木曜日

WILCOのアンプラグドです。



盛夏も過ぎ、こういうさっぱりした演奏がしみてきます。
90年代に滲み出ていた傷心的な抒情はすっかり薄れ、
ミドルエイジのふくよかさが勝っている。それが心地好い。
新旧曲にカヴァーを織り交ぜ、余裕のステージ。
オリジナルより味わい深い「Bull Black Nova」、ジョンが歌う「It's Just That Simple」、
アンクル・テュペロ時代に発表したダグ・サームの「Give Back The Key To My Heart」、
と中盤がとてもいい感じでした。

2015年8月24日月曜日

むつかしいです。



Steve Reich's Clapping Music

無料のiOSアプリ。
スティーヴ・ライヒの名曲「Clapping Music」(1972)をゲームに変換したもの。
うまくついていけると次のパートへ移れるが、
乗り遅れるとゲームオーバーになってしまう。
やりこんだら、他の音楽の聞こえ方も変わってきます。

2015年8月23日日曜日

エズラ・ファーマンの新しいPV



インディ・ポップ界注目のSSW、エズラ・ファーマンの7月に発売された3rdアルバムより。
キッチュで小気味良かった先行PVより個人的には好みだ。
なで肩っぽいキャッチー歌メロに、
モット・ザ・フープル的な如何わしさを加味したアレンジ、
そのミスマッチがだんだんクセになってくる。
国内盤を買えばベック、アーケイド・ファイアのカヴァーがダウンロードできるらしい。
どんな仕上がりになっているのか。
聴いてみようかな。

オフィシャル・サイト→こちら

2015年8月17日月曜日

シリコンというニュージーランド発の新人さん。



経歴は調べてないが、きっとベッドルーム宅録系だろう。
軽薄な80'sっぽさをアート的な意匠として取り込んでいて、
センスいいなぁと思わせます。
先に発表されていた「God Emoji」(神 絵文字)という曲もいいし、
派手さより侘び寂びを重んじる人なら、多分気に入るのではないかと。
デビュー・アルバムのタイトルは『パーソナル・コンピューター』で、
今月末リリース予定とのこと。

2015年8月14日金曜日

リメイクじゃなくリボーン。



数ヶ月前、Boom Pamがどんなバンドかって教えられた時に観たのが、
ツェッペリンのカヴァーのこれ
その素晴らしさに感銘を受けて以来、楽しみに待っていたコラボ。
これがかなり直球で堂々と仕上がっていて、カッコイイ。
アレンジの細やかさ、ニュアンスの豊かさだったらオリジナル、
こちらは勢いの増した別ヴァージョンという感じで楽しめる。
ライブも観てみたい!

オフィシャル・サイト→こちら


2015年8月12日水曜日

見応えあります。



有名なアルバム・ジャケットに扮するPV。
取り上げているジャケットがポイントを押さえていて見ていて楽しい。
曲目が「Avalanche」ということで、同名異曲があるレナード・コーエンの3rdには、
「THIS IS MUSIC VIDEO FOR MY SONG」と記していたりと、芸が細かい。
ザ・スミスだけはシングルのジャケットだったりするのも面白い。
どうしてもやりたかったんだろうか。

カナダのオタワ出身のシンガー・ソングライター。
現在24歳で、もう何枚もアルバム出してるみたいです。

2015年8月9日日曜日

苦虫を噛みつぶす顔で歌います。



ノッティンガム発、ガラの悪そうなおっさん二人組の新曲。
イギリスでヒットしているらしい。
本当は若手からこういうアーティストが出てきて欲しいところだが、
昨今の風潮では無理かもな。
世間に噛み付く肝の据わり方(目も据わっている)、
自分を良く見せようとしない風体、
オフィシャル・サイトもなめた作りだったし、
この強者っぷりは、きっと80年代に暗い青春を送ったからであろう。
(と、勝手に予想)
そして、音作りはルール無用のセンス良さで勝負。
ひとつの倦怠ループだけで、歌の生まれた風景を描ききっている。

2015年8月5日水曜日

フィドラーの青春アンセム!



来月に迫ったフィドラーの2ndアルバムより。
ファンの間では有名なdemo  EP(2012)に入っていた曲で、
そのリメイクになるのかな。元ヴァージョンは→こちら
歌詞の内容は、学校を落ちこぼれ両親にずらかると報告し、
ただいまウェストコーストを爆走中、という身も蓋もないスラッカー・ソング。
最高です。


2015年8月1日土曜日

パワーポップ好きは必聴。



決定的にキャッチーというわけではないのだが、
この音像はパワーポップ好きの琴線に響くはず。
昔あったコンピ「イエロー・ピルズ」とかに混じっていても違和感のないバンドだ。
ニューヨークのトリオで、7月にデビュー作を出した。
20代だった頃のTFCやスローンが持っていた若草のような匂いがたまらない。
国内盤もリリース済み→こちら